台風
今日まさに九州は台風14号の影響が出始めてます。
4年くらい前の夏に、姐御はちょいとした講演をしに
北海道・札幌市に呼ばれたのですが
最後の質疑応答で
「これまで北海道には台風はきたことがない」
と聞いたのですね。
なので、もし台風がきたら対応がわからないので教えて欲しいと言われました。
九州では毎年当たり前のことなので
対応の仕方・・と言われてもすぐには答えられなかったのを覚えています。
でも、その数年後、東北や北海道を直撃しましたね。
大雨や強い風に被害がたくさん出ていました。
台風の雨や風に強い住宅と聞くと
軽い木造よりも
重量のあるコンクリートの住宅を連想しませんか?
鉄筋コンクリート構造(RC構造)は
コンクリートと鉄筋を組み合わせることで
より強度が上がるので
台風による強風に強いだけでなく、耐震・耐火性能も高いです。
沖縄の住居に多く見られますね。
しかし、木造の住宅は台風に弱いと一概に判断はできません。
台風が毎年何度も接近する南西諸島にも
強風に負けない木造住宅はあるのですよ。
枠組壁工法(ツーバイフォー工法)や
耐震構法SE構法と呼ばれる方法など
台風や地震などの外力に強い構造に沿って建築するのです。
元々、寒い地域では寒さ対策が中心で
暑いというか、気温が高い地域では暑さ対策が中心の家づくりをしますね。
どちらにも共通して言えるのは
頑丈で天災にも備えられる、安心して住める家づくりをするってことですね。